2008年12月01日

クエの部屋にようこそ!

「クエ」は、スズキ目ハタ科に属する大型のハタで、西日本では「モロコ」、三重県で「クエマス」、四国では「アオナ」などと地域ごとに違う名前で呼ばれ、主に西の方で珍重されている魚で関東ではあまり馴染みのない魚です。九州地方で呼ばれている「アラ」の呼び名がわかりやすいかもしれません。いずれにしても、天然「本クエ」はとても貴重なもので、なかなか手に入らないうえに値段がとても高いのでめったに口にすることができない魚でした。

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これは「ヤイトハタ」です。
※ブログ上部の魚は本クエ(モロコ)。


色々な情報を見ると、「本クエ以外にはご注意!」と書かれていたり、全くの偽物についての知識を公開していたりと、やはり、高級魚だけに詳しい情報が多くあります。
しかし、見た目や名前は違っても同じ種に属していて、味も同じくらいおいしい仲間がたくさんいます。マハタ ヤイトハタ アオハタ キジハタなどがそうで、本クエと同じスズキ目スズキ亜目ハタ科マハタ属に属している魚たちです。
例えて言えば「マダイ」は、鯛の王道でお祝いなどによく利用され、類似名を使うクロダイ キダイ イシダイ アマダイ キンメダイなど多くの魚がいて、決して「マダイ」だけが重宝される訳ではありません。実は「マダイ」と同じ種属ではないのに(キンメダイも違います) 「タイ」の名が付いているものも多く、高級魚扱いされている「タイ」もいますが、味に問題はないですよね。

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漁師さんです。


私たちは、この「クエ」を多くの人に食べてもらいたい!
そして、何度でも食べれる値段にしたい!


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強い思いを持って日本中の「クエ」を探しました。でも、安いものは輸入品が多く、天然ものでは漁で確保できる数量が安定しませんし、更に魚自体の品質にもバラつきがあり(自然ですからエサをいっぱい食べているクエとあんまり食べていないクエが一緒になってしまいます。当然、エサ付きの良い魚の方が美味しいハズです)
いくつもの条件を検討した結果、沖縄産のクエにたどり着きました。それが今回自信をもってお勧めする当社自慢のクエです。
種類は先ほど紹介した「ヤイトハタ」になります。「ヤイトハタ」は「本クエ」と同じ種属にあって、肉質もしっかりとしていて食べ応えのある本物に負けない逸品です。
今回は、沖縄の産地漁業組合のご協力も頂き、新鮮で大量にご用意することができました。養殖ものではありますが、きれいな海に囲まれた素晴らしい環境で育った「クエ」をご堪能下さい。

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こんなきれいな海で育ちました。

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海に浮かぶイケス

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そのイケスで元気に泳いでいた「クエ」

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素晴らしい環境で育った「クエ」は体にもやさしいです。



白身魚であっても、お鍋の定番「タラ」とは
全く違う食感と深味に感動される方も多いのでは。
高級魚の肩書きはダテじゃありません。


どうぞご賞味下さい
posted by クエ at 21:36| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする